ひとり相撲

 おれは何をしても結局ひとり相撲でしかないのだろう。
 そうだ。それがおれのさだめ。そう思うことで自分にはどうすることもできない何かによって、おれは支えられ、生きているのだと勝手に想像する。
 永遠におれはどうすることもできないのだ。